dedpの思いつき哲学

何か思いついたものそのまま書きながら考えたり。過去の黒歴史ノートが火を噴いたり。

昔書いたブログから引越し断片小説 その2

 

友達の友達から聞いた話


その子は夏休みだったから友達の家に遊びに行って
帰る時には夜中の大体2時から3時位になったんだって。

田舎道なもんで、蛙の鳴き声が田んぼからよく聞えて
街灯が無いもんだから真っ暗で返って月明かりで道が見えやすい

そんな中、その友達は始めは見間違いと思ってたんだけど
近づく毎にはっきりと見え出したらしいんだけど

隣の道路上に一個街灯があるんだけど、その街灯の下にクルクルまわってるパジャマを着た
おじさんが居たんだって。

横目で見ると近くにはそこしか灯りが無く虫が大量に集まっている中、
スポットライトを浴びたようにずっと円をかいて歩き続けていたんだって。

その友達はなんで、こんな時間にとか 意味不明だったから怖くなって
あまり見ないように、考えないようにして歩いて帰ったんだって。


私が母にその話をしたらその近所で有名な「かゆいおじさん」らしく(見た目はおじいさん)
頭の中がいつも痒い痒いと喚き散らかすおじいさんらしいらしいって言ってた。
私は知らないけど。


--つづく--