昔書いたブログから引越し断片小説 その7
人はかくもありき、タイトでありたい。
なにか世に多もある冗談で、それを含めて大真面目。
ひび割れの隙間をなぞっていき、染み入り、滲み出していく。
ゆらぎのモデルのように、樹のように、
枝分かれて、いつかは行き止まりに止まり、隙間に入る。
それをも包括してタイトに。
矛盾が同居しているものなんて形はない、なるようになる。
失敗を防ぐには学習するか、予測するだけだ。
行き止まりなのか、道なのか
今日もまた冗談のような怖い賭けに乗り、
進んで行くのか、なぞって行くのか、作って行くのか。
--つづく--